シンポジウム

「オリンピック・レガシーを考える」

 

特定非営利活動法人美し国づくり協会(進士五十八理事長)は、さる6月16日、千代田区霞が関の東海大学校友会館でシンポジウム『2020東京五輪・パラリンピックへ、そしてその後〜レガシー・プランを考える〜』を開催した。

近年のオリンピック・パラリンピックは、単に世界中から競技者が集う一時的祭典にとどまらず、長期的・持続的効果への配慮、ハード面だけでなく文化振興、環境意識などのソフト面への考慮、さらに政府・自治体や競技関係者に加えて市民参加などによるオリンピック・レガシー≠ェ重要視されている。

6年後の開催に向けて各種準備が本格化する中で、『2020東京五輪・パラリンピックへ、そしてその後』をテーマに、@五十年前の東京五輪の遺産と評価A成熟時代に開催される2020東京五輪の課題と期待B東日本震災地復興への役割C少子高齢化社会に対応するダイバーシティへの道筋……などに焦点を当てたシンポジウムは、多くの関心を呼び、会場は満席となった。

シンポジウムは@「『ランドスケープ・ダイバーシティ・東京』めざそう!」進士五十八氏(美し国づくり協会理事長、東京農業大学名誉教授)A「2020東京・デザインアドバイス機構の提案」と題した芦原太郎氏(日本建築家協会会長)B「江戸をベースにした再生循環型都市への提案」涌井史郎氏(造園家、東京都市大学教授、美し国づくり協会理事)の講演に続き、3氏をパネリストに、百武ひろ子氏(NPO法人合意形成マネジメント協会理事長、早稲田大学非常勤講師、美し国づくり協会理事)をファシリテーター、そしてコメンテーターに春田浩司氏(公共建築協会会長、美し国づくり協会理事)を迎え、パネルディスカッションが展開された。

なお、同シンポジウムは、美しい東京をつくる都民の会が共催、日本建築家協会関東甲信越支部、建設コンサルタンツ協会関東支部、東京建設業協会 東京電業協会 東京空調衛生工業会の5団体が後援、ビューローベリタスジャパン株式会社が協賛者として協力・参加して実施された。各氏の講演、パネルディスカッションの概要を紹介します。

 

■「『ランドスケープ・ダイバーシティ・東京』めざそう!」 進士五十八氏

■「2020■東京・デザインアドバイス機構の提案」 芦原太郎氏

■「江戸をベースにした再生循環型都市への提案」 涌井史郎氏

■パネルディスカッション

 

 

 

 

 

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