美し国づくり大賞とは・・
土木・建築・都市計画・造園・環境など幅広い分野の産官学が参加している特定非営利活動法人美し国づくり協会(理事長・進士五十八福井県立大学学長・東京農業大学名誉教授)では、平成26年度に協会設立10周年を記念して『美し国づくり景観大賞』表彰事業を創設し、2回にわたり実施しました。
平成28年度からは、景観づくりのみならず、より多様な活動・取組みによる「美し国づくり」を展開・推進する視点に立って『美し国づくり景観大賞』を拡大・発展し、『美し国づくり“大賞”』表彰事業を2箇年にわたって実施してきました。
平成28年度は『木』をテーマに募集し、美し国づくり大賞1点、特別賞2点を選定。昨年度は『水』をテーマに募集し、美し国づくり大賞1点、特別賞1点を選定しています。
「美し国づくり」の目標は、普遍的に言えば「快適さ、美しさ」(Amenity)の実現です。そして最終的には日本の「国土の景観の多様性」(Landscape diversity)を実現することにあります。『美し国づくり“大賞”』とは、その目標に向け、世界に誇れる「美し国づくり」の理念の普及啓発と実践行動の推進を図る取組みを表彰するものです。
概要
今年度は、近年の気候変動による全国各地における猛暑や自然災害の激化を踏まえ、『和らぎ』をテーマとします。
2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた猛暑対策や風雪(強風(季節風)・豪雪)等の厳しい気象の克服・適応や防災・減災の取組・活動を行っている優良事例を「独自性」「先進性」「継続性」や成果等の側面から総合的に審査・選定し、その活動に取組んでいる関係者を美し国づくり大賞として顕彰いたします。
また受賞者を中心にシンポジウムを開催し、その概要等を美し国づくりの実践活動として広く全国に紹介し、情報を発信いたします。
応募詳細
今年度は、日本の酷暑対策・厳しい気象の適応対策・防災、減災対策を通じて「美し国づくり」に貢献する活動を本気でさがしています。
- ■応募資格
- 猛暑対策や風雪(強風(季節風)・豪雪)等の厳しい気象の克服・適応や防災・減災の取組等の『和らぎ』の取組・活動を通じたまちづくり、地域づくりや景観づくりに取組んでいる地方公共団体、市民団体、NPO法人、まちづくり組織、地域づくり組織、景観づくり組織、公益法人、民間企業、民間企業団体、学校等(連携して取り組んでいる場合は、連名可。)及び個人。
- ■応募内容
- 『和らぎ』の取組・活動を通じたまちづくり、地域づくりや景観づくりに取組み、成果を上げているもの・今後の成果が期待されるもの。
『和らぎ』の取組・活動の例
酷暑対策の取組・活動の一例
- ・ミストの発生によるクールスポットの整備
- ・街路樹の大樹冠化による道路空間の緑陰の確保
- ・みどりのカーテンづくり
強風対策の取組・活動の一例
- ・石垣・生垣・板垣等による防風対策
- ・無電柱化による電柱の倒壊被害の防止対策
- ・防風林・防砂林の設置
豪雨対策の取組・活動の一例
- ・グレーインフラのグリーンインフラ化
- ・雨水浸透施設等の設置による治水対策
豪雪対策の取組・活動の一例
- ・雪下ろしの必要のない屋根の設置による街並み形成
- ・雁木の設置による雪除け
災害防止対策の取組・活動の一例
- ・ブロック塀の生垣化による地震による倒壊防止
- ・雨どいのない屋根の建築物による降灰対策
この他にもみなさまのエリアで行われている取組みをお待ちしております。
- ■表彰内容
・美し国づくり大賞・・・1点
・特別賞・・・・・・・・内容に応じて適宜選定
大賞受賞作品は広く人々の目に触れるよう、「美し国づくり協会」がプロモーションを致します。
例えば、適宜ホームページや協力メディアで「会員コメントを付記して」紹介。 また、「大賞・特別賞の紹介」に加えて「シンポジウム内容」などを編集し、数年おきに書籍化・出版し、受賞対象者等に寄贈することも予定しております。
- ■審査内容
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- ◆活動・取組みの目的・目標
- ・本賞の創設の趣旨、目的との整合
- ・取組み目標の設定
- ◆取組みの独自性・先進性・創意工夫
- ・取組みの独自性・先進性
- ・地域の気象や災害発生を踏まえた『和らぎ』の取組の創意工夫
- ・地域の歴史、文化、風土など地域の個性の活用
- ・地域文化を形成するための工夫
- ・継続性を維持するための工夫
- ・活動を支える人材を育成・確保するための工夫
- ・活動の資金を確保するための工夫
- ◆地域活性化への寄与
- ・地域(住民)活動の活性化、地域の誇りの向上
- ・産業活性化、周辺への波及効果
- ・インバウンド促進への寄与
- ◆取組みによる景観の向上
- ・『和らぎ』の活動を通じた景観の変化
- ・景観の良好度、周辺の景観や環境との調和
- ◆取組みの期間と広がり
- ・取組みの実施期間の長さ
- ・取組み内容の広がりと取組み地域の広がり
- ◆行政と地域住民等との連携
- ・行政と地域住民等との連携
- ・行政と地域住民等との役割分担
- ◆法令等に基づく制度の適用等
- ・まちづくり計画、地域づくり計画や景観計画等での位置づけ
- ・景観法や景観条例等の法令・条例制度の適用
- ■審査委員会
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- 【委員長】
- •進士五十八
- 美し国づくり協会理事長、福井県立大学学長・東京農業大学名誉教授、日本造園学会元会長、日本都市計画学会元会長
- 【委員】
- •青山俊樹・美し国づくり協会顧問・建設業技術者センター理事長
- •石井弓夫・美し国づくり協会会員・土木学会元会長
- •小倉善明・美し国づくり協会会員・日本建築家協会元会長
- •川村健一・美し国づくり協会会員・広島経済大学教授
- •仙田 満・美し国づくり協会会員・東京工業大学名誉教授・建築学会元会長
- •髙梨雅明・美し国づくり協会会員・日本造園学会元副会長
- •立石 真・美し国づくり協会会員・日本建築センター前理事長
- •並河良治・美し国づくり協会会員・一般財団法人道路管理センター審議役
- •春田浩司・美し国づくり協会会員・公共建築協会会長
- •百武ひろ子・美し国づくり協会会員・県立広島大学大学院教授
- •森地 茂・美し国づくり協会会員・政策研究大学院大学教授・土木学会元会長
- •涌井史郎・美し国づくり協会会員・東京都市大学特別教授
応募方法
- ◇応募期間
- 2018年12月20日(木)〜2019年2月22日(金)(当日消印有効)
- ◇応募方法
- 次の2通りの応募方法の中からお選びください。
- ①電子データをメール又は郵便等で事務局にご送付
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- ②Webフォーマットで記入のうえ、オンラインにてご提出
- 【送付先】
〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3-13-7
名古路ビル本館コム・ブレイン内
美し国づくり協会・大賞係
【メールアドレス】
info@umashi-kuni.com
- ◇応募書類
- 応募につきましては、以下2種の申請書と画像データをご用意ください。
(補足資料等は、もしお手持ちであればお送りください。)
- 1.様式1.「美し国づくり大賞」応募申請書
- 2.様式2.和らぎの取組み状況に関する調書
- 3.様式2.で使用した各写真の電子データ ※
- 4.(補足資料 パンフレット等があればお送りください)
- ※写真のデータについては、当協会ホームページ上などで利用しますので、様式2に貼り付けたものとは別途、高解像度(写真一枚当たり500KB程度以上)のものをバラでご用意ください。
データ形式 は、JPEG、BMP、TIFF形式としてください。
※下記の注意事項もご一読ください。
- <電子データ作成・送付においての注意事項>
-
- 1.提出する応募書類は、全て電子データにしてください。
- 2.様式1・2について、ホームページ上からダウンロードしたものをご利用されない場合は、編
集可能なテキストデータ(一般的な文書作成ソフトで読み込みできるもの)にしてください。
- 3.補足資料の提出は、必須ではありません。提出される場合は、応募地区の取組み内容・成果等について理解を深めるために必要と判断されるものを厳選し、パンフレット等の印刷物の場合は、スキャナなどで取り込み、PDF形式等に変換されたものを提出してください。取組みの効果が一目で分かるような、取組み開始前と現在の景観を対比できるような写真等があれば、補足資料としてつけてください。
- <WEBフォーマット作成においての注意事項>
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- 1.入力開始前に以下の写真データ(2、3枚ほど)を準備いただくとスムーズに作成いただけます。
- ・取組み開始前の状況
- ・現在の状況
- ・取組みの工夫・独自性・先進性・創意工夫
(地域の歴史、文化、風土など地域の個性の活用、地域文化を形成するための工夫、取組みの継続性を維持するための工夫、活動を支える人材を育成・確保するための工夫、活動の資金を確保するための工夫等がわかるもの)
- ・地域活性化への寄与状況
(地域活動の活性化、地域の誇りの向上、産業活性化、周辺への波及効果、インバウンド促進など地域の活性化への寄与状況がわかるもの)
- ・景観の変化比較
(取組み前後の写真以外で景観の良好度、周辺の景観や環境との調和状況がわかるもの)
- ・取組み地域の位置図
- ・行政と地域住民等との連携状況がわかるもの
- ◇審査結果
- 2019年4月上旬に応募者に対して文書で通知。
- ◇表彰
- 2019年6月27日(木)開催
東京都千代田区「東海大学校友会館」霞ヶ関ビル35階 の非営利活動法人美し国づくり協会通常総会時に表彰式を開催。
- ◇シンポジウム
- 表彰式と同時に大賞受賞者の基調講演を中心としたシンポジウムを開催。
- ◇大賞の紹介
- 適宜ホームページや協力メディアで「会員コメントを付記して」紹介します。 また、「大賞・特別賞の紹介」に加えて、「シンポジウム内容」などを編集して広く情報発信します。 これまでの「大賞・特別賞」はホームページ・SNSでご覧ください。
後援
- (一社)日本建築学会
- (公社)土木学会
- (公社)日本造園学会
- (公社)日本建築家協会
- (一財)建設業振興基金
- (公財)リバーフロント研究所
- (公社)国際観光施設協会
- (一社)地域建設業新未来研究会
- (公社)日本都市計画学会
- (公社)公共建築協会
- (公社)日本建築士会連合会
- (一社)建設コンサルタンツ協会
- (一社)日本公園緑地協会
- (一財)都市農地活用支援センター
- (特定非営利法人)シビルNPO連携プラットフォーム
- 三方良しの公共事業推進研究会
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